田んぼの様子 ー稲刈りー
2007年 11月 07日
苗床作りから紹介してきた自然農の田んぼの様子もいよいよ稲刈りまで来ました。
予定では、もう少し後に稲刈りをするつもりでいましたが、天気も気になるし田んぼの周辺に猪が来ている事もあり急きょ予定変更し早めの稲刈りになりました。
ここまで来て猪に田んぼを荒らされると全て水の泡です。
私たちのように田んぼで苗床を作り、その苗で田植えをするとどうしても11月に入ってからの稲刈りになります。昔はこんなペースだった様です。
刈った稲はハザ掛けと言って田んぼに組んだウシに稲束を掛けて干します。
この時期には八ヶ岳では乾いた風が吹き始め良く乾燥します。時には強い風邪でウシが倒れる事もあるました。秋雨の多い時期より今頃の乾いた風の吹く時期に稲刈りをするのは理にかなっているような気がします。自然のサイクルに任せる方が合理的だったりしますよね。
稲刈りをする時、稲はまだ茎の下の方が青く色づいています。ハザ掛けをする事で茎に残った栄養が穂先の米へと送られるそうです。最後の力を振り絞って種へと栄養を送る、子孫を残すためのこの栄養がお米を更においしくするのでしょう。そう考えるとハザ掛けをしたお米の方がおいしいと言うのもうなづけますが、いかがでしょうか?
最近ではハザ掛けをしている田んぼも少なくなってきている様ですが、専用の乾燥機で刈ったお米をすぐに乾燥できるからです。
便利さによって失うものもあるのかも知れません。
田んぼには稲刈りと同時に大麦の種をまきます。
丁度田植えの時期には大麦が収穫できるのと茎を刈り倒して雑草を抑えることもできます。この稲わらと麦わらの積み重なった層が腐葉土になり田んぼを豊かにしてくれるのです。こうして年数の積み重ねが深みのある豊かさを作ってくれるのが自然農の魅力の一つです。
このハザ掛けの状態で2〜3週間乾燥させいよいよ脱穀になります。
稲刈りが終わってほっとすると今度は収量が気になってきますが、今年は田んぼも変わり一年目ですが豊作の予感です。
ここでおひとつ
「稲刈り終了! 気になる収量、 小春日和に吹く風 秋涼。」
お粗末様でした。
今年の実り
ハザ掛けの様子
予定では、もう少し後に稲刈りをするつもりでいましたが、天気も気になるし田んぼの周辺に猪が来ている事もあり急きょ予定変更し早めの稲刈りになりました。
ここまで来て猪に田んぼを荒らされると全て水の泡です。
私たちのように田んぼで苗床を作り、その苗で田植えをするとどうしても11月に入ってからの稲刈りになります。昔はこんなペースだった様です。
刈った稲はハザ掛けと言って田んぼに組んだウシに稲束を掛けて干します。
この時期には八ヶ岳では乾いた風が吹き始め良く乾燥します。時には強い風邪でウシが倒れる事もあるました。秋雨の多い時期より今頃の乾いた風の吹く時期に稲刈りをするのは理にかなっているような気がします。自然のサイクルに任せる方が合理的だったりしますよね。
稲刈りをする時、稲はまだ茎の下の方が青く色づいています。ハザ掛けをする事で茎に残った栄養が穂先の米へと送られるそうです。最後の力を振り絞って種へと栄養を送る、子孫を残すためのこの栄養がお米を更においしくするのでしょう。そう考えるとハザ掛けをしたお米の方がおいしいと言うのもうなづけますが、いかがでしょうか?
最近ではハザ掛けをしている田んぼも少なくなってきている様ですが、専用の乾燥機で刈ったお米をすぐに乾燥できるからです。
便利さによって失うものもあるのかも知れません。
田んぼには稲刈りと同時に大麦の種をまきます。
丁度田植えの時期には大麦が収穫できるのと茎を刈り倒して雑草を抑えることもできます。この稲わらと麦わらの積み重なった層が腐葉土になり田んぼを豊かにしてくれるのです。こうして年数の積み重ねが深みのある豊かさを作ってくれるのが自然農の魅力の一つです。
このハザ掛けの状態で2〜3週間乾燥させいよいよ脱穀になります。
稲刈りが終わってほっとすると今度は収量が気になってきますが、今年は田んぼも変わり一年目ですが豊作の予感です。
ここでおひとつ
「稲刈り終了! 気になる収量、 小春日和に吹く風 秋涼。」
お粗末様でした。
今年の実り
ハザ掛けの様子
by genkiueno | 2007-11-07 11:48 | 自然農