ひまわりの収穫、種採り
2007年 09月 18日
廃食油の回収、そしてそれを原料にしたバイオディーゼル燃料の普及を目的に発足した「北杜市バイオディーゼル燃料を考える会」。
今年はヒマワリの種から搾油する事を目的にひまわり栽培をしています。
6月に蒔いたひまわりも種取りの季節になり先日、種採りをしました。
種採りにもいろいろな方法がある様ですが栽培面積や栽培地、作業人数や施設の有無でその方法は変わってきます。今回私たちは手作業で花の部分だけを刈り取る事にしました。
花は完全に乾ききる前に収穫しました。と言うのも、昨年は時期が遅く少し触れるだけで種がポロポロと落ちてしまったからです。花は枯れていませんが種は充分肉厚で摘まんでも硬かったのでこの時点で収穫する事にしました。
大きなハウスを貸してもらえる事になったため、刈り取った花はハウスの中に広げて乾燥させる事にしました。
種採りも試してみました。使うのはバーベキュー用の金網。金網に花を当ててこすると種が取れます。あまりごしごしこするのではなく、しっかりと金網に当ててゆっくり2回ほどこすると種が取れて行きます。花が大きいので四分割してこするとより早く種が取れます。花が乾燥するともっと取りやすくなるでしょう。
ヒマワリの種から搾油しているグループの方に聞くと1.7キロで約300ccの油が取れるそうです。2時間ほど2人でこすって30キロほどの種が取れました。これで約5.3リットルと言う事ですね。種も乾燥させるともう少し軽くなるので実際はそれより少なくなるでしょう。種を取っていない花はまだたくさんあるので全体の収量は見当がつきませんが、どの位の油が搾れるか楽しみです。
こうして搾った油は食用に使用してその使用済み油をバイオディーゼル燃料の原料にします。このひまわりの油を燃料にしたとしてもほんの数十リットルにしかなりませんが、まずは第一歩。バイオ燃料の貴重さを身をもって体験する事が大切なのです。大変だから化石燃料に戻るのではなく、燃料の使い方を含めて前進して行きたいです。まずは、捨てられている廃食油を活用する事がいまできる事です。
地給市場でも廃食油の回収をしていますので是非ご協力下さい。
刈り取った花をハウスに広げて乾かします。
バーベキュー網を使っての種採りの様子
今年はヒマワリの種から搾油する事を目的にひまわり栽培をしています。
6月に蒔いたひまわりも種取りの季節になり先日、種採りをしました。
種採りにもいろいろな方法がある様ですが栽培面積や栽培地、作業人数や施設の有無でその方法は変わってきます。今回私たちは手作業で花の部分だけを刈り取る事にしました。
花は完全に乾ききる前に収穫しました。と言うのも、昨年は時期が遅く少し触れるだけで種がポロポロと落ちてしまったからです。花は枯れていませんが種は充分肉厚で摘まんでも硬かったのでこの時点で収穫する事にしました。
大きなハウスを貸してもらえる事になったため、刈り取った花はハウスの中に広げて乾燥させる事にしました。
種採りも試してみました。使うのはバーベキュー用の金網。金網に花を当ててこすると種が取れます。あまりごしごしこするのではなく、しっかりと金網に当ててゆっくり2回ほどこすると種が取れて行きます。花が大きいので四分割してこするとより早く種が取れます。花が乾燥するともっと取りやすくなるでしょう。
ヒマワリの種から搾油しているグループの方に聞くと1.7キロで約300ccの油が取れるそうです。2時間ほど2人でこすって30キロほどの種が取れました。これで約5.3リットルと言う事ですね。種も乾燥させるともう少し軽くなるので実際はそれより少なくなるでしょう。種を取っていない花はまだたくさんあるので全体の収量は見当がつきませんが、どの位の油が搾れるか楽しみです。
こうして搾った油は食用に使用してその使用済み油をバイオディーゼル燃料の原料にします。このひまわりの油を燃料にしたとしてもほんの数十リットルにしかなりませんが、まずは第一歩。バイオ燃料の貴重さを身をもって体験する事が大切なのです。大変だから化石燃料に戻るのではなく、燃料の使い方を含めて前進して行きたいです。まずは、捨てられている廃食油を活用する事がいまできる事です。
地給市場でも廃食油の回収をしていますので是非ご協力下さい。
刈り取った花をハウスに広げて乾かします。
バーベキュー網を使っての種採りの様子
by genkiueno | 2007-09-18 21:24 | バイオディーゼル