廃食油回収とバイオディーゼル燃料
2006年 02月 03日
地給市場では使用済みてんぷら油などの廃食油の回収をしています。きっかけは、コープやまなしと株フェニックスとの共同で行われているバイオディーゼル燃料事業との出会いです。
簡単に説明すると廃てんぷら油を回収してそれを原料にプラントでディーゼル燃料を作ってディーゼル車を走らせると言うもの。ここ数年で急激に注目されているバイオ燃料の一つです。ドイツを始めヨーロッパではかなり普及している燃料です。
地給市場では、量り売りをしているので容器は何度も繰り返し使うリユースによりゴミを出さないようにしていますが、販売した菜種油は使った後どうしているのだろうか?と考えた時やはり回収するべきだと思い、廃油回収拠点としてバイオディーゼル燃料事業に協力する事を申し出ました。
システムは至って簡単。家庭で出た廃食油をペットボトルやビンに入れて持って来てもらい、店に用意してある廃油タンクに移してもらいます。この時、廃油を入れて持って来た容器は持って帰ってもらいます。タンクに廃油が溜まるとそれをプラントに持って行きます。プラントでバイオディーゼル燃料(BDF )を買って帰りそれをお店で販売しています。
商店での回収のメリットは営業時間ならいつでも廃油を持って行けると言う点で、市内ではそのような窓口は地給市場だけです。後は決められた回収日に出すか電話連絡をして持って行くようになっています。買い物のついでに廃食油を出せるような店舗がこれから増える事が望まれます。
地給市場には野菜を出荷するために生産者の方が来ます。そしてBDFの事を知り畑の耕耘機で使ってみる人がいます。生産者の方はすべて農薬や化学肥料を使わずに栽培している人なので環境に対する意識が高い人が多く、BDF利用者も少しずつ増えています。これも野菜を扱うお店ならではの成果です。
更に廃食油を持ってくる人とBDFを使っている人の情報が集まる拠点になり情報の発信も可能になって来ました。
商店は商品を販売するだけではなくライフスタイルを提案したり環境活動の情報交換の場になる事が出来るのです。廃食油を集めることから始まり地域にバイオディーゼルを紹介し、更に普及活動まで出来、情報拠点にまでなって行けるのですから商店の可能性はすごいと感じています。
バイオディーゼル燃料に関してはまたの機会に書いて行きたいと思っています。
簡単に説明すると廃てんぷら油を回収してそれを原料にプラントでディーゼル燃料を作ってディーゼル車を走らせると言うもの。ここ数年で急激に注目されているバイオ燃料の一つです。ドイツを始めヨーロッパではかなり普及している燃料です。
地給市場では、量り売りをしているので容器は何度も繰り返し使うリユースによりゴミを出さないようにしていますが、販売した菜種油は使った後どうしているのだろうか?と考えた時やはり回収するべきだと思い、廃油回収拠点としてバイオディーゼル燃料事業に協力する事を申し出ました。
システムは至って簡単。家庭で出た廃食油をペットボトルやビンに入れて持って来てもらい、店に用意してある廃油タンクに移してもらいます。この時、廃油を入れて持って来た容器は持って帰ってもらいます。タンクに廃油が溜まるとそれをプラントに持って行きます。プラントでバイオディーゼル燃料(BDF )を買って帰りそれをお店で販売しています。
商店での回収のメリットは営業時間ならいつでも廃油を持って行けると言う点で、市内ではそのような窓口は地給市場だけです。後は決められた回収日に出すか電話連絡をして持って行くようになっています。買い物のついでに廃食油を出せるような店舗がこれから増える事が望まれます。
地給市場には野菜を出荷するために生産者の方が来ます。そしてBDFの事を知り畑の耕耘機で使ってみる人がいます。生産者の方はすべて農薬や化学肥料を使わずに栽培している人なので環境に対する意識が高い人が多く、BDF利用者も少しずつ増えています。これも野菜を扱うお店ならではの成果です。
更に廃食油を持ってくる人とBDFを使っている人の情報が集まる拠点になり情報の発信も可能になって来ました。
商店は商品を販売するだけではなくライフスタイルを提案したり環境活動の情報交換の場になる事が出来るのです。廃食油を集めることから始まり地域にバイオディーゼルを紹介し、更に普及活動まで出来、情報拠点にまでなって行けるのですから商店の可能性はすごいと感じています。
バイオディーゼル燃料に関してはまたの機会に書いて行きたいと思っています。
by genkiueno | 2006-02-03 18:09 | バイオディーゼル