廃食油回収とバイオディーゼル燃料−2−
2006年 11月 10日
地給市場では食材や調味料の量り売りをしていますが、家庭で唯一廃棄物になるものが菜種油です。その他の食品は全て食べますが油だけは調理に使ってもそれ自体を食べるものではありません。そんなこと当たり前!だからこそその行方が気になります。
揚げ物に使った油を炒め物に使い切る。そうしてごみにしない工夫をしている人も居ます。多くの人は固めて可燃ごみに出したりしているのではないでしょうか。そんな油の行方の事を気にしていた頃にバイオディーゼル燃料の取り組みと出会いました。そして始めた廃食油の回収。今ではお客さんにすっかり定着しました。
今年になって設立した「北杜市バイオディーゼル燃料を考える会」では、廃食油の回収とバイオディーゼル燃料の周知を目標に活動して来ました。地給市場も会のメンバーとして活動をしています。そして念願だった北杜市内の支所を始め全てのエリアで月に一回の回収が始まりました。市でも廃食油をリサイクル品目として位置づける動きが出て来たのです。市民の地道な取り組みが行政を動かすことが出来ました。まあ、時代の流れも循環型社会へと動いている事も追い風になったでしょう。会のメンバーが市内の回収場所それぞれに出向き廃食油を持って来た人に対応します。人の手から人の手へ、回収は人のつながりで成り立っています。そのつながりこそが地域の循環を支えて行くのだと感じました。
支所での廃食油回収の様子。ドラム缶を設置して回収に備えます。
揚げ物に使った油を炒め物に使い切る。そうしてごみにしない工夫をしている人も居ます。多くの人は固めて可燃ごみに出したりしているのではないでしょうか。そんな油の行方の事を気にしていた頃にバイオディーゼル燃料の取り組みと出会いました。そして始めた廃食油の回収。今ではお客さんにすっかり定着しました。
今年になって設立した「北杜市バイオディーゼル燃料を考える会」では、廃食油の回収とバイオディーゼル燃料の周知を目標に活動して来ました。地給市場も会のメンバーとして活動をしています。そして念願だった北杜市内の支所を始め全てのエリアで月に一回の回収が始まりました。市でも廃食油をリサイクル品目として位置づける動きが出て来たのです。市民の地道な取り組みが行政を動かすことが出来ました。まあ、時代の流れも循環型社会へと動いている事も追い風になったでしょう。会のメンバーが市内の回収場所それぞれに出向き廃食油を持って来た人に対応します。人の手から人の手へ、回収は人のつながりで成り立っています。そのつながりこそが地域の循環を支えて行くのだと感じました。
支所での廃食油回収の様子。ドラム缶を設置して回収に備えます。
by genkiueno | 2006-11-10 17:56 | バイオディーゼル