料理教室 春 山菜編

今回は、先日開催した料理教室に関して書きたいと思います。
「御馳走」という言葉は料理する食材を馬を走らせて集めたことから来ているそうです。
食べてもらう人の為に食材集めに奔騰する事が一番のおもてなしでもあるし、御馳走では食材がとても大切だと言う事の様にも解釈できます。
現代の様に交通手段の発達していない昔は、遠くの食材は珍しく、海のない地域で新鮮な海の魚介類はとても貴重な御馳走である様に、その食材が食卓にのぼるだけでもたいした御馳走でした。
現在の日本は食材の約6割を海外に依存しているのですが、遠くから食材が運ばれて来るという意味では御馳走大国だと言えます。もちろんこれは皮肉ですけど。
簡単に食材が手に入る現代、いつの間にか御馳走は「高価で珍しいもの」と言う存在に変わってしまいました。
一方で、もてなす側が食べる人の為に時間を惜しまず馬を走らせてでも食材を集めるそんな「気持ち」が真の御馳走だと言う事に気付き始めたとも考えられます。
イタリアは発祥のスローフードもそんな考え方の現れだと言えます。
私たちが企画した料理教室はその食材集めから考える教室で、畑から省材を調達してそれを調理する。そんな教室です。
この季節、畑には作物が調達ができないので近くで山菜を摘み、それを使って料理をしました。今回ここでは詳しいレシピなどは紹介しませんが、カンゾウ、フキノトウ、なずな、よもぎ、タビラコ、などの食材をつかって料理をしました。
自然から食べる分だけ頂く、なんだか量り売りに似ていると思いました。

自分たちで育てた野菜を使った料理でもてなす、昔は当たり前の事が現代ではとても贅沢な御馳走です。この料理教室を通してそんなことを伝えて行ければと考えています。
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料理に使う山菜採りから始めます。
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# by genkiueno | 2009-03-28 09:30 |  

バイオキャンドルづくり〜地球環境パートナーシッププラザ〜

2月14日に国連大学内にある地球環境パートナーシッププラザでバイオキャンドルのワークショップをして来ました。
この会場ではバイオディーゼルアドベンチャーの写真や世界各国からのメッセージが展示されています。この日は、バイオディーゼル燃料の精製プラントを積んだバスコファイブで山田周生さんも12時過ぎには登場。昨年3月ロサンゼルスのエコビレッジ以来の再会、国内でしっかりメンテナンスを受けた車は一回りたくましくなった様にも見えました。
青山の国連大学のビルの前に姿を現したバスコ5はやはり人目を引く存在ですぐに人が集ってくるほどでした。
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2時から山田さんの今回の旅のスライドショーが始まりいろんなエピソードを聞くことができました。
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引き続き私のバイオキャンドルづくり。
北杜市でのバイオディーゼルに関する活動の紹介。
廃食油でキャンドルを作り始めた経緯の説明。
そして、キャンドルづくり。
参加者の皆さんと楽しく作ることができました。
廃油からキャンドルを作る・・・と言うイメージとはほど遠くできたキャンドルはきれいでまるでゼリーの様に色鮮やかでよい香りなので皆さん感激の様子。
最後はみんなでキャンドルに灯を灯しました。
作り方も簡単なので好評のうちに終わり大成功・・・と思います。
最後にこのキャンドルのネーミングを皆さんから募集した所「バイオキャンドル」が良いと言うことになりました。
「廃食油から作るバイオキャンドル」これからはこんな感じで行こうと思います。

今回もGEICの高橋さんを始め、川崎変えるプロジェクトの方、オフロードバイク雑誌の編集長などなど新しい人との出会いがあり、とても楽しかったです。
山田さんとはエコハウスの構想などまた新しい話題で盛り上がりました。
また八ヶ岳での再会を約束してお別れをしました。
http://www.geic.or.jp/geic/2008/service/display/2009_02.html
http://bike.heteml.jp/bio/
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# by genkiueno | 2009-02-15 17:55 | バイオディーゼル  

バイオディーゼルアドベンチャーの展示&トークイベント

バイオディーゼルアドベンチャーを以前ブログで紹介しましたが、小型のバイオディーゼル精製機械を車に載せ廃食油を回収してはバイオディーゼル燃料を作りながらそれを燃料として世界を一周するプロジェクトです。そのプロジェクトを成功させたのが山田周生さん。
地給市場を訪れてくれたのがスタートの翌日の2007年12月5日そしてその1年後には見事に世界一周を終え東京にゴールされました。
今その車や旅の写真や映像などが東京の地球環境パートナーシッププラザ:GEICで展示されています。
この地球環境パートナーシッププラザは環境省と国際連合大学が共同で運営する環境情報センターで大学の施設内にあります。
展示期間は2009年2月4日から2009年3月5日まで。
開館時間は10:00〜19:00(土曜日は17:00まで)
休館日:日・月・祝日、第4金曜

毎週土曜日にはトークイベントがあります。
14:00〜16:00
プロジェクト協力者を招いてのお話などがあります。

私は、2月14日にこちらのトークイベントで北杜市のバイオディーゼルの取り組みや量り売りの話、廃食油のキャンドルづくりの実演をする予定です。

東京エリアの方は是非この展示をご覧になって下さい。

尚、山田さんと車が今年のアースデー以後に八ヶ岳を訪問してくれる予定になっています。その時には地域の皆さんと旅のお話を伺いながら、写真、映像を観る企画を考えています。
詳しい情報はこちらから
http://www.geic.or.jp/geic/2008/service/display/2009_02.html
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# by genkiueno | 2009-02-06 18:32 | お知らせ  

車の使い方

以前、身近な量り売りとしてガソリンスタンドを取り上げました。
最近ではガソリン価格もすっかり安値で定着した感がありますが一時期の価格高騰は厳しいものがありました。セルフのガソリンスタンドで給油をする際、価格のメーターの金額がどんどん上がるのにドキドキしましたがあれほど量り売りの醍醐味を味わった時はありません。
出来るだけ燃費が良くなる様に様々な取り組みが紹介されたのもその頃でした。
車に余分な荷物を乗せない。
急加速はしない。
アイドリングストップをする。
用事はまとめて一度の外出で済ます。
などなど。
これらは以前からエコドライブとして紹介されていたもので、燃料のムダをなくす事イコール環境に優しいエコドライブという事です。
さて「喉元過ぎれば熱さ忘れる」
ガソリンの価格が下がった事で燃費の事を考えたエコドライブは実践されなくなるのでしょうか?
私個人もエコドライブに心掛けていますがもっと根本的な問題として自動車の使い方自体を考え直す時期に来ていると感じています。
ここ八ヶ岳には公共の交通機関が発達しておらず自動車に頼る生活を余儀なくされます。私の場合は仕事で車を使う事から年間でおおよそ2万キロ走行します。そこで、車の使い方を考え直すきっかけとして年間の走行距離を1割減らし1万8千キロにする事を目標にしました。年間で2千キロを削減することになりますが1日で約5.5キロ削減しなければ目標が達成できません。これは結構大変!なのであまり細かい計算をせずにまずはチャレンジする事にしました。一番効果があったのは「用事をまとめて一度で済ます。」無計画に用事を思いついて車で出かけたりすると実は翌日も同じ方向に出かけたりしているものです。計画的に車を利用する事でかなりのムダが省けます。我が家の場合一番近い銀行まで往復すると約9キロ、コピーをとりに行く場合で往復3キロ、ホームセンターまで往復で約20キロと言った具合にかなりの距離を一つの用事で走っています。
結果、年間の目標を達成する事が出来ました。更に、ふんわりアクセル、アイドリングストップ、車の軽量化(ガソリンを満タンにしないなど)の工夫をする事でかなり燃料の消費量を減らす事が出来ます。
今後は原付バイクなどを利用する事で更に車の走行距離を削減できるのではないかと考えています。

一方で政府は地方の高速料金を普通車以下に限り土日祝日は一律1000円にする案を出している。どんどんマイカーで遠くまでレジャーに行って下さいという事ですが、いったいCo2削減はどこへ行ったのでしょうか?景気対策のためどんどんガソリンを消費して下さい。という事なのでしょう。さてこの高速料金の対策でどのくらい高速道路をを利用する人が増えるのでしょうか?燃料の無駄遣いが増えなければ良いのですが。
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# by genkiueno | 2009-01-30 21:36 | あれやこれや  

今年も量り売りを利用していただきありがとうございました。

今年は、店舗から自宅へと量り売りの拠点を移して、出張量り売りをするなどいろいろ変化のあった年です。
以前と変わらず量り売りを利用してくれる方々も居てとても心強く感じています。拠点がうつってからこの量り売りを知って買いに来て下さる新しい方も出て来るなど以前の地給市場を継続しているばかりではなく、新しい拠点として活動を始めているという事を感じます。

量り売りで人気があるのは、菜種油と醤油です。その他には砂糖、塩、地粉などでしょうか。菜種油や醤油などは生活の中で一度定着すると味を含めてなかなか変えられないという事もありますし、大きな容器ゴミが出てしまうのも続けて利用していただける理由だと思います。加えて、菜種油は国産である事、醤油も県内産である事など作られている所がはっきりしていて安心できる事もあると思います。国産の菜種油は一般の商店ではなかなか手に入らないですからね。

食の安全は今年大きな問題になりました。さらに、食の自給率の低さもよく話題に上りました。しかしこれらを改善する具体策はなかなか見えて来ず、消費者も国や事業者に対策をゆだねている人が大半なのではないでしょうか。便利さや低価格など一度手に入れたものを捨ててまで食の安心や自給率を高めることに踏み出す事は勇気のいる事です。しかし長い目で見た食の安心とは?そう考えると地域の生産者を応援し日本の農業や漁業を守る事が必要ですし、輸入する場合でも現地の生産者が低賃金で不当な労働を強いられないような正当な価格での取引をして生産指導までしっかり管理する責任を消費者が要求して行く事が理想です。

まずは大きなビジョンを持ちながら身近な所から出来る事を見つけ出して行く事が大切です。そういう意味では自宅まで量り売りを利用しに来て下さる方々、とてもありがたいと思います。
来年はもっと多くの方が利用しやすい様に工夫を重ねて行きたいと考えていますのでよろしくお願い致します。

新しい年も量り売りで行こう!でがんばります。

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いつも量り売りを利用して下さるお客様の量り売りセット。ビンの容器には菜種油と米酢が・プラ容器には砂糖と地粉が入っています。自宅で使う量などにあわせたムダの無い量り売りセットは量り買いのスペシャリストです。
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# by genkiueno | 2008-12-25 09:12 | 量り売り  

小豆、入荷しました。

今年の小豆が入荷しました。
地域で農薬化学肥料を使わずに育てられた貴重な小豆です。
量り売りで販売しています。

これからの季節、あんこ餅やぜんざい、冬至にはカボチャと煮ていとこ煮にしても美味しいです。
冬至カボチャは風邪の予防になると言われて食べられていますが、小豆は毒出しの作用がある事で知られているのでいとこ煮をこの時期に食べるのは健康の維持にも欠かせない料理ですね。

この時期になって味噌づくりや漬け物を漬けたりするので大豆、塩の量り売りがよく出ます。季節ごとの食を生活に取り入れる暮らしは、とても豊かだと感じます。季節の食べ物には古くからその季節に体に良いものが多く、また美味しく感じます。

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# by genkiueno | 2008-12-19 17:38 | 地産食材  

展開「食と農」ー収穫という量り売りー

地給市場では地域で穫れた野菜の販売をしていました。農薬や化学肥料に頼らず育てられたその時の旬の野菜が並びます。標高差の大きいこの地域では野菜の旬も畑の標高によって少しずれます。ですから今日はどんな野菜が並ぶのか私たちすら分かりませんでした。
お店では、出来る限りばら売りでお客さんが好きの量を買える様に心掛けていました。そのほとんどがビニール袋などに入れてなくザルに盛られた状態でお店に並べてありました。買った野菜は古新聞に包んで皆さんもって帰られます。
私たちが目指していたのは畑に野菜を収穫に行くような感覚で来れるお店。今、畑で収穫できる旬の野菜をカゴを持って収穫に行く、そして必要な量を収穫して帰る。お店がその畑で、カゴを持って買いに来るお客さんは収穫に来た人になります。お客さんは今この地域の旬の野菜を収穫して帰る、そんな関係をつくりたかったのです。
お店を閉めてから自然農の畑に出る回数も増えました、そしてゆっくり畑と向き合う時間を取り戻す事が出来ました。そしてそこから日々の食に必要な野菜を収穫して食べる暮らしをしながらお店に収穫に行くのではなくやっぱり畑に収穫に行くことがこの地域には合っているなと思いました。
その畑から収穫した野菜を調理して食べる。そもそもそんな生活を伝えたい所から地給市場が始まっていたので今後の活動は畑と結びついたものにして行こうと考えています。必要な量だけ畑から収穫して帰る。これぞ究極の量り売りではないでしょうか。もちろん私たちの畑だけですべてをまかなうのではなく地域の生産者の畑とも繋がりを持ちながら展開させて行きたいと考えています。
まずは地給菜園をしっかりつくる事。
「食と農」ここがスタート地点です。
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地給菜園の白菜。この自然農の畑はすでに10年間不耕起、無肥料です。
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# by genkiueno | 2008-12-04 08:45  

展開

「衣食住」と言う言葉はよく使われますが、暮らしを支える柱をイメージさせます。この衣食住もどんな視点で捉えるかでその暮らしは大きく変わります。
例えば「便利な」と言う視点だと便利な食べ物、便利な暮らしと言う事になるし「オシャレな」と言う視点で捉えるとオシャレなファッション、オシャレな住まいなどと言った具合になる。
「健康」「環境に優しい」と言った視点でこの「衣食住」を捉えるとどんな暮らしになるのだろうか? そんな事を考えて活動を始めて地給市場へと繋がったのでした。
地給市場はお店と言うスタイルを持ちながら地域の自給、循環型の暮らし、農の大切さを伝える拠点として行きたいという思いがありました。
お店を運営して行く事は大変な事も多く、それまでの生活が一変しました。
今年の4月末にお店を閉店してから約半年間ゆっくりと自分たちのやりたかった事をもう一度振り返り、話し合いを重ねる時間を持ちました。
それは自分たちの暮らしのリズムを取り戻す時間でもありました。

豊かな暮らしとは・・・この言葉はこの半年間に何度も出て来た言葉で今話し合いを進めている仲間のみんなが心の豊かさこそが豊かな暮らしだと考えています。
心の豊かさには様々な捉え方がありますがその様々を持ち寄る事が大切でその組み合わせは新しい価値を見出させてくれます。
この豊かな暮らしを抽象的に捉えるのではなく具体的な形にして行く事が次に私たちのしたいことです。
以前の地給市場の様に商品を販売する店舗として再開するのではなく総合的な暮らしの提案ができる拠点を作りたいと考えています。

身につけるもの、食べる事、住まう事、すべて心が豊かな暮らしにつながるために。
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# by genkiueno | 2008-11-07 15:39 | 地給市場の取り組み  

アースガーデンで

先月代々木公園で開催されたイベント アースガーデンに参加しました。
と言っても、地給市場としてではなく八ヶ岳クラフトネットワークの一員としてクラフトブースで出店しました。

会場に設置されたラジオブース、ラジオ・フリーダムの対談に出演しました。
最初はクラフトの話でしたが、いつの間にか量り売りの話へ・・・

対談相手の方はFUJI ROCKの運営をされている方でエコロジカルなライフスタイルに大変興味を持っておられる方で、ものづくりから地給市場の活動まで広く私たちの生活に興味を持ってくれていた事もあり、この様な話の流れになりました。

この時話した事を少しまとめてみたいと思います。
量り売りと言う言葉は売り手側から見た売り方の呼び方ですが買い手側から見ると量り買いとも言える買い方の呼び名です。
今までは、買い手側は商店の提供する商品の中から環境に良い商品を選ぶというある意味受け身の行動しかとれなかったのですが、最近では買い方の選択が出来る様になって来た事でより積極的な意思表示が出来る様になって来たような気がします。
例えばマイバッグを持参してレジ袋を断ることも意思表示です。容器を持って行き量り売りを利用すると言う買い方はかなり積極的な行動だと言えます。そう言う意味から言えば量り売りを利用する人が少ないという現実は受け身の買い物に慣れてしまったからでもあると思います。

インターネットショッピング、量販店に並ぶ商品、大型スパーの豊富な品揃え、商品を選ぶ楽しさが支えた消費社会。エコマークの商品を選ぶ事も消費誘導になりかねない現実を考えると今こそ買い方を考えるべきではないでしょうか。
「エコ替え」と言うコマーシャルを目にする度にエコが消費拡大のキーワードの様に考えられている事への懸念を抱きます。

真のエコロジカルなライフスタイルとは?
受け身からでは築き上げる事は出来ないのではないでしょうか。

最後に、地給市場もそろそろ新しい展開を考えています。
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# by genkiueno | 2008-11-05 20:55 | 地給市場日記  

量り売りは おしゃれ

量り売りを利用して下さるお客さんは、様々な容器を持って買いに来てくれます。
以前から感じていた事ですが、容器のデザインなどにこだわるとキッチンがかなりおしゃれになるじゃないかなって。
雑穀や豆などのは行ったガラス瓶が棚に並んでいるだけできれいだし、砂糖や塩もレトロなタッパーや金属の缶などに入れて並んでいると素敵だと思います。
先日、お客さんが密閉式のビール瓶(多分オランダのビール)を持ってお醤油と油を量り売りで買われました。
この瓶はデザイン、機能ともに気に入って僕も大事においてあるのですが、捨てたくないと言う事はリユースの機会も増えるので環境にもいいと思います。
お醤油をそそいでから写真を撮らせていただきました。
醤油瓶のイメージが変わりますね。
量り売りは容器を選ぶ楽しみもあると思いませんか?

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# by genkiueno | 2008-10-09 18:27 | 量り売り