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スローショッピング・容器を持って

「買い物は出かける前から始まっている。」今日は何をどのくらい買おうか。じゃあどの容器を持って行こうか。こういう買い物の仕方をスローショッピングと言おう。以前そんな事を書きましたが、今日もお客さんが豆腐を買うためにステンレスのバット持参で来られました。
地給市場は豆腐の製造専門店ではないので豆腐を裸で販売する事が出来ません。豆腐パックなるものに入れてしか販売できないんです。このパックもリユースする事は出来ずリサイクルとなってしまいます。豆腐屋さんが来たら鍋を持って豆腐を買いに行ったあの仕組みがやはり理想ですね。しかしながら衛生上の問題も無視できない事も現実で、豆腐はパックに入ったものを販売しています。(豆腐に関しては以前ブログで紹介しています)
話は戻って、ステンレスバットに収まった豆腐と厚揚げを見てるととてもしっくり来る。思わず写真に収めてしまいました。 いいチョイスだと思いますがさすがにステンレスのバットや鍋を持ってスーパーに買いものに行く人は見かけません。しかしうちの店で当たり前で、いろんな入れ物持参で来られます。米びつを持ってお米を買いに来た人の話も以前書きましたが、何となく台所と直結しているようで嬉しくなります。個性豊かなショッピング風景は私たちまで楽しませてくれます。
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by genkiueno | 2007-02-22 21:22 | スローショッピング  

高きび

雑穀の中でもその食感が印象的なのが「高きび」です。
地給市場ではこの高きびも地域で穫れたものを量り売りしています。
高きびはイネ科の雑穀で日本で主に食べられているのはもち種の赤高きび。
最初にも書いたようにその食感はプチプチとしていてとても印象的です。
起源地はアフリカだそうで、今でもインド、アフリカで日常的に良く食べられているらしいです。
やはり暑い地方が起源地の雑穀らしく、高きびは熱気を取り、体を冷やす食べ物で夏バテなどの時に食べるといいそうです。逆に体を冷やしてはいけないときは食べない方がいいそうです。これは今回調べてみて意外な気がしました。プチプチもちもちの食感からイメージして体が温まりそうな気がしていたからです。やはり暑い地域のものは体を冷やす作物が多いと聞いていましたけど、よくその効能などを知った上で食す事が大切ですね。ただ、高きびだけを食べる事はあまりなく、他の食材と共に調理しますのでその一種類の食材の効能だけを取り上げてあまり神経質になりすぎない事も大切かと思います。夏バテ気味でここぞという時には高きびをメインにした献立なんかもいいのではないでしょうか。
アフリカ起源の雑穀ではありますがここ八ヶ岳の高冷地でも栽培は可能で、地産食材として手に入れる事も可能です。
調理法でよく知られているのが高きびバーグ!
炊いた高きびをミンチの変わりに使用して作りますが、もちもちした食感のバーグは人気のメニューです。
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高きびは炊いて使います。
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高きびバーグ
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by genkiueno | 2007-02-19 09:17 | 地産食材  

えごま

量り売りをしている雑穀の中で、今回はエゴマを取り上げてみます。荏胡麻と書きますが、胡麻とは似て非なるものでシソ科の作物で成分も胡麻とはかなり違います。しかし見た目や使い方が胡麻と似ているのでこのような呼び名なのだと思います。荏胡麻は古くは縄文時代から日本人により作られ食べられてきたそうで、食用の他にもその油は千年以上前から使われていて、灯りの燃料や傘や合羽に塗られたり、建築用の塗装油として、日常生活に広く使われていました。油自体に独特の匂いがある事から菜種油の伝わった後、江戸時代には油としての役目は菜種油に取って代わられました。以後、細々と栽培が続けられて現在に至っています。
しかし最近この荏胡麻が注目され始め、商品としてもみかける事が多くなりました。シソ油などと呼ばれて市販されたりしています。荏胡麻にはアルファリノレン酸が多く含まれていてこの酸は魚油などにも含まれていて、余分な油を分解し脂肪を溜まりにくくする効果があり、またアレルギーなどにも効果がある事が最近分かってきました。この酸は体内で作る事が出来ず食べ物で取るしかないそうです。どのような食材にも健康に欠かせない栄養分があり出来るだけ多くの種類の食材をバランスよく取る事が大切ですね。荏胡麻も絶える事なく栽培し続けられ今私たちがそれを食べられる事に感謝しましょう。
f0040341_924981.jpg地給市場でも地域で栽培された荏胡麻を量り売りしています。まだまだ荏胡麻を買って帰る人は少ないですが、高冷地での栽培に適している事や、比較的栽培ししやすい事から今後もこの地域では安定して供給できる雑穀のうちの一つだと思います。食べ方は胡麻と同じ様に使いますが今回は荏胡麻の和え物を紹介します。
材料は、荏胡麻、麸、小松菜、ショウガ汁、白みそ、しょうゆです。
荏胡麻はフライパンで軽く煎って、すりこぎで軽くすります。湯通しして食べやすい大きさに切った小松菜と麸とその他の材料を一緒に和えるだけで出来上がりです。
荏胡麻は煎って使う事がポイントです。
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荏胡麻を使った和え物

他にも荏胡麻味噌を造っておいて蒸したり煮たりした根野菜に付けて食べても美味しいです。ちょっとひと手間で美味しく栄養が取れる荏胡麻はこれから注目の雑穀でしょう。
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by genkiueno | 2007-02-02 09:24 | 地産食材