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リユースカード

量り売りのお店では、お客さんに容器を持って買いに来ていただきます。醤油の場合は、ビンやペットボトル。油の場合は缶やビン。塩はタッパーといった具合に、いろんな容器を買うものに会わせて持って来られます。持って来られる容器は何度も繰り返しく買うので容器のゴミを出さなくてすみます。容器の再利用いわゆるリユースの実践です。
リユースは昔からあるシステムで、ビン牛乳、ビンビール、一升ビンのお酒、ビンのジュースなどで、一度使用したビンを回収して、洗浄後また容器として使っていました。最近では「リターナルビン」とか「通いビン」などと言ったりしてますが生協や酒屋さんなど限られた所でしか導入されていないのが現状です。
牛乳はパックに、ビールは缶に、お酒もパックや再利用できないビンに、ジュースもペットボトルや缶に入って売られていて、リサイクルを前提に容器が考えられています。このシステムをワンウェイと言います。一度使われた容器は、二度と使われる事無くリサイクルという名の下に砕かれ再資源化されます。商店から私たちの手元を通り過ぎて戻って来ない一方通行と言う意味です。回収されたペットボトルなどは再資源化されずに海外に輸出されていたりします。現在リサイクル業者では原材料不足に陥っている所もあるそうです。
リサイクルBOXに出せば環境に良い。そんな誤解をしている人がとても多いのではないでしょうか?しかしリユースがいかに環境に負担の少ないシステムであっても、そのシステムが身近に存在しない事には、広がりません。ビン牛乳やビンビールなどは人の手で配達するからこそ、回収も出来るので、スーパーやコンビニでリユースを実践するには消費者の協力なくしては実現は難しいでしょう。そう意味では、多くの商店と消費者の関係もワンウェイ(売りっぱなし、買いっぱなし)と言えるのではないでしょうか。
その点地域に密着した商店では、お客さんとの関係も深く、リユースをはじめとした手間はかかるけど無駄をなくす、そんな店づくりがお客さんと一緒にできる様な気がします。
地給市場では、そんなお客さんの為にリユースカードを作りました。容器持参で買い物に来てくれたら、容器一つに対してスタンプを押します。容器を持って買い物に来てくれる事がとても嬉しいので何かお返しをしたい、そんな気持ちで始めました。身近にリユースに取り組むお店が増えてくれる事が望まれます。ワンウェイはつまらないですから。
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地給市場のリユースカード。カードの枚数も増えました。嬉しい事です。
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by genkiueno | 2006-03-31 23:08 | 地給市場の取り組み  

やさしい くらしの店

「やさしいくらしの店」と言う本が出版されます。この本は、北海道から沖縄までの47都道府県の自然派ショップ、ガイドブックです。掲載されているお店の数は278店にも上り、自然食品店、自然素材の店、オーガニックコットンのブティック、酒屋さんに雑貨屋まで幅広く紹介されています。キーワードはナチュラルライフを提案するお店。地給市場もこの本に紹介されました。
地給市場のページでは、自然農をはじめとする地域の安心な野菜や穀類、動物性の食材を使用しない地給市場弁当、バイオディーゼルの取り組み、そしてなんといっても量り売り、などが書かれていました。
この本を出版するにあたっては、全てのお店に足を運び取材したそうで、「お店のひとこと」はまさにお店の人の声が聞こえるようです。さらに、写真は一枚も無く全てがイラストなのもgood!いつも地方に行く時にはネットで自然食品店やエコショップを調べて行ってもなかなか行き当たらなかったのですが、この本があればその地域ならではの自然派ショップを巡る事が出来そうでわくわくします。
いろんな地域で皆お店頑張っているんだな〜と思うと勇気がわいてきますし勝手に仲間が出来た気分になっています。テント一つから始めた地給市場が多くの自然派のお店と肩を並べさせてもらえる所までこれたのもお客さんの声に支えられて頑張って来れたからです。これからもしっかり地域に根ざしたお店づくりをして行きたいと思います。
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この本は、地給市場でも販売します。
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by genkiueno | 2006-03-27 22:27  

過剰包装

過剰包装を断ってゴミを減らそう。そんなキャンペーンが目立つようになってきました。過剰包装に関してはすでに10年以上前から問題になっていました。「マイバック」という言葉はかなり一般的になっていますが、積極的に過剰包装を断ろうと言うのは最近になってからですね。
先日、地元紙の山梨日日新聞のやまなしエコライフと言う特集記事で地給市場が紹介されました。「過剰包装やめ、ゴミ減量」と大きく書かれた紙面には量り売りのお店2軒が紹介されそのお店を利用しているお客さんの目で記事が書かれていました。1件はエコリカーショップ、そしてもう1件が地給市場です。地給市場ではお得意さんで清里でペンション「ゲストハウス・ミュー」のオーナーさんが紹介されました。いつもかごに容器をたくさん入れて買い物に来てくれます。食事も地域の安全な食材を使ってお客さんに提供しておられます。買い物するといっぱいのゴミやリサイクル品が出る、もっと量り売りのお店が増えてほしい。そんなコメントをされてました。そんな声に私たちも支えられています。
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家庭から出されるゴミの中で一番多いのは包装、いわゆる入れ物だそうです。リサイクルに関しては、ビン、トレー、ペットボトル、缶などそのほとんどがワンウエイの容器です。しかし現状では、量り売りのお店もなく容器に入っているものを買わざるを得ないのが現状ですし、容器のリユースのシステムも限られています。スーパーなどでの買い物で過剰包装を断ると言ってもレジ袋を断るぐらいしかできません。現在の商品流通の仕組みでは、最初から小分けして容器に入れておくことで輸送や商品管理がしやすくコスト的にも安くなるのが現状でしょう。消費者も今の買い物のシステムに慣れていて疑問を持たない人も多いと思います。
量り売りのお店を増やす為には、販売、流通、容器のリユースの仕組みづくりと、消費者の買い物に対する意識の改革が必要だと考えます。でも実際は案ずるよりか産むが易し、私たちでも出来るのですからその気になれば誰にでも出来るはずです。一度量り売りを知ると、お客さんもだんだんと容器を持って来てくれるようになり、量り売りを楽しんでくれるようになります。全くゴミのでない気持ちのいいお買い物をできるお店がどんどん増えて行ってほしいものです。
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砂糖の量り売り。袋のゴミが出ません。
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by genkiueno | 2006-03-04 10:36 | 量り売り