カテゴリ:バイオディーゼル( 12 )

 

山田周生さん講演会のおしらせ。

山田周生さんの講演会のご案内です。

2007年12月にバイオディーゼルアドベンチャーのお話をして下さった山田周生さん。
昨年11月末に無事世界を一周して日本に戻って来られました。
そして再び旅の成功の報告をしに八ヶ岳を訪れてくれます。
そこで,講演会とお帰りなさいの会を企画致しましたので是非ご参加下さい。
http://biodieseladventure.com/japanese/index.html

「講演会」4月26日(日)14:00〜高根町農村改善センター(無料)

車に積んだ小型プラントで廃食油からバイオディーゼル燃料を作りなが
ら世界一周を成功させた山田周生さんのお話をスライドをまじえながら
伺います。
世界各地のバイオ燃料の取り組みやクリーンエネルギーの現状、旅のエ
ピソードなど興味深いお話が満載です。
トータルの走行距離47、853キロ 回収した廃食油6,504リッ
ター 360日をかけて世界一周をしました。
当日は、実際に世界を一周した車で会場に来てくれます。

「山田周生さんお帰りなさいの会」
4月27日(月)ぼんてんや(できる限り車は乗り合いでお願いします)
会費500円

18:30〜カレーバイキング(要予約)別途1000円
19:30頃〜お帰りなさいの会
世界一周のお話をスライドをまじえながら伺います。
お帰りなさいの会と言いながら山田さんからお話を聞くばかりになりそう、
お帰りなさいの気持ちを音楽や踊りで伝えたい人歓迎です。
廃食油のカンパ大歓迎です。
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by genkiueno | 2009-04-25 23:42 | バイオディーゼル  

バイオキャンドルづくり〜地球環境パートナーシッププラザ〜

2月14日に国連大学内にある地球環境パートナーシッププラザでバイオキャンドルのワークショップをして来ました。
この会場ではバイオディーゼルアドベンチャーの写真や世界各国からのメッセージが展示されています。この日は、バイオディーゼル燃料の精製プラントを積んだバスコファイブで山田周生さんも12時過ぎには登場。昨年3月ロサンゼルスのエコビレッジ以来の再会、国内でしっかりメンテナンスを受けた車は一回りたくましくなった様にも見えました。
青山の国連大学のビルの前に姿を現したバスコ5はやはり人目を引く存在ですぐに人が集ってくるほどでした。
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2時から山田さんの今回の旅のスライドショーが始まりいろんなエピソードを聞くことができました。
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引き続き私のバイオキャンドルづくり。
北杜市でのバイオディーゼルに関する活動の紹介。
廃食油でキャンドルを作り始めた経緯の説明。
そして、キャンドルづくり。
参加者の皆さんと楽しく作ることができました。
廃油からキャンドルを作る・・・と言うイメージとはほど遠くできたキャンドルはきれいでまるでゼリーの様に色鮮やかでよい香りなので皆さん感激の様子。
最後はみんなでキャンドルに灯を灯しました。
作り方も簡単なので好評のうちに終わり大成功・・・と思います。
最後にこのキャンドルのネーミングを皆さんから募集した所「バイオキャンドル」が良いと言うことになりました。
「廃食油から作るバイオキャンドル」これからはこんな感じで行こうと思います。

今回もGEICの高橋さんを始め、川崎変えるプロジェクトの方、オフロードバイク雑誌の編集長などなど新しい人との出会いがあり、とても楽しかったです。
山田さんとはエコハウスの構想などまた新しい話題で盛り上がりました。
また八ヶ岳での再会を約束してお別れをしました。
http://www.geic.or.jp/geic/2008/service/display/2009_02.html
http://bike.heteml.jp/bio/
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by genkiueno | 2009-02-15 17:55 | バイオディーゼル  

Veggie Van バイオディーゼルinロサンゼルス−2−

ロサンゼルスのダウンタウンから約1時間。サンタモニカビーチを西に少し進み北の山脈に入って行くとそこがこの旅で滞在するTopanga。大学時代からの友人一家のお宅に滞在させてもらう、と言うかこのお宅への訪問が今回の目的でした。山田周生さんから聞いたフィルムの上映会場がたまたま都合よくサンタモニカだったので、夕食後会場へと向かう。
会場の駐車場には、一目でそれと分かるカラフルにペイントされたveggie vanが止めてあった。ベジタブルオイルのベジと車のバンで「ベジバン」だ。その他にも周生さんのランクル、ベンツにチェロキーなどのバイオディーゼルカーが並んでいた。ディーゼル車自体が少ないアメリカで(軽油が売ってないガソリンスタンドがたくさんあります)これは間違いなく変わり者の集りなのだと思った。
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今回のフィルムは、1997年に大学を卒業したばかりの青年JoshTickellさんがバイオディーゼル燃料を入れたバンでアメリカを旅した記録と学者やエコロジスト、ミュージシャンや地域の人達のインタビューをまじえたフィルムで、映画「不都合な真実」を少し意識したかのようなできでした。まだ未完成だそうですが、Joshさんも会場には来ていて映画を見た感想や質問など観客との交流もありました。この映画はいずれ日本でも見る機会があることでしょう。
ドライブスルーでフライドポテトと廃食油を注文するシーンなどは笑いが巻き起こりましたがバイオディーゼル燃料を知らない人が戸惑うのを見て楽しんでいる様にも見えます。一方で、各地でデモンストレーションをしたり学校で講演をしたりなどバイオディーゼル燃料の知名度アップにもつとめています。Josh本人は結婚を控えていて舞台にはフィアンセも登場する和やかな雰囲気でした。
詳しくはveggivanの公式サイトで・・ http://www.veggievan.org/index.html
この映画の中で、ラスベガスのスクールバスのすべてがバイオディーゼル燃料で動いているのを知りました。これは行政への働きかけで実現したらしく、私たちの励みにもなりました。
他にも、エネルギーに関する新しい研究の成果などの情報も含まれていてとても興味深い内容でした。
少し長い映画だったのと、英語だけだったのとで、長旅の疲れには少しこたえましたが貴重な時間を過ごす事が出来ました。
映画の終了後、山田周生さんたちともお別れ。冒険の成功と日本での再会を約束して会場を後にしました。
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駐車場では、プラントを搭載したランクルを興味深げに覗き込む人が絶えませんでした。
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映画の主人公JoshTickellさんのトーク
この後、バイオディーゼルアドベンチャーのプロジェクトも紹介されました。
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by genkiueno | 2008-03-14 17:43 | バイオディーゼル  

バイオディーゼルアドベンチャーinロサンゼルス−1−

3月6日ロサンゼルスに到着したその足でダウンタウンにあるエコビレッジに向かいました。そこに、バイオディーゼル燃料で世界一周を続けている山田周生さんたちが滞在していると言う事で訪れました。地給市場でお会いしたのが12月6日の事、丁度3ヶ月ぶりの再会です。
予定では、2月末にロサンゼルスを通過してしまっているので一足違いでお目にかかる事が出来ない所が、そこは予定は未定、その元気な姿を幸運にも拝見する事が出来た。山田さんは「上野さんを待ってたんだよ」って笑ってましたが、笑顔に余裕は感じられなかったかな。
とにかく行く先々でいろんな情報が飛び込み、いろんな人と会っているうちに予定がずれて行くというのが理由の一つ。もう一つの理由はバイオディーゼル燃料の精製の時間、廃食油集めの時間などなど夜を徹しての作業が続く状態で燃料作りに時間がかかっていることがある。私が訪ねた時も廃食油をプラントへそそいでいる最中でしたがフィルターを通しゆっくりゆっくりしか入って行かず、八ヶ岳で出会った頃より慎重に給油している印象を受けました。「もう、いい廃食油の見分けが出来るようになったよ」って言ってました。
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エコビレッジの住人が来て「でっかいエスプレッソマシンだなっ」とプラントを見ながら言ってましたがアメリカではよく言われるらしい。
ロサンゼルスを過ぎると大きな街も少なくなり廃食油を手に入れるにも苦労が予測されるので出来る限り燃料を精製しておく必要があるそうです。現在のクルーは山田さんを含め3人。プラントを積んだ車内は狭く、廃食油を膝の上に抱えて走る事もあったそうだ。
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滞在しているエコビレッジはエコロジカルなライフスタイルを送る人のみが住めるアパートで裏庭にはキッチンガーデン、ニワトリ小屋、コンポストなどがある。その一室(一室と言っても二部屋とキッチンがある)に滞在しておられました。クルーの1人で、サンタフェ在住のサトリさんが焼きそばを作ってくれて、ロスで始めての食事をいただきました。
この日、サンタモニカのガスステーションにバイオディーゼルカーが集結。そしてその夜にバイオディーゼル燃料でアメリカを旅した人の映画の上映会があると聞き、そこで夕方再会する事を約束してエコビレッジを出て、私たちの滞在先である友人宅のあるTopangaに向かった。(続く)
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by genkiueno | 2008-03-14 14:13 | バイオディーゼル  

バイオディーゼル燃料の取り組み

このブログを書き始めてちょうど二年が経ちました。
過去の記事も70件近くになりました。地給市場を通して考えたこと感じたこと取り組んだことなどを記録して行くつもりで当初は書き始めました。
その時々、次はこれを書こう。なんて具合に進めてきましたから、一度整理が必要だなと感じていました。過去の記事がどんどん埋もれて行ってしまうような気もするのでカテゴリー別に地給市場の取り組みをまとめてみることにしました。そこで、最初に紹介するのはバイオディーゼル燃料への取り組みです。

[菜種油の量り売りがきっかけでした。]
開店当初から、醤油と並んで量り売りのシンボル的存在だったのが菜種油です。一斗缶からお客さんの持ってきた容器に入れて重さをはかります。ビンや缶に油を注いでいると「この油は使い終わったらどうなるのだろう?」自然とそんな思いが湧いてきました。「全て使い切る人」「固めて可燃ゴミで出す人」など、やはり量り売りを利用する人なのできちんと処理している方ばかり、一方で山に穴掘って捨てている、下水に流す、土ぼこりが立たないように砂利の駐車場にまく人などの噂を耳にしました。できるだけゴミを出さない商店を目指していたので、いずれ廃食油の回収もやりたいと思っていました。

[バイオディーゼル燃料との出会い]
そんな思いでいたところに、「甲府でバイオディーゼル燃料のプラントができたらしい」と言う情報が入ってきました。それが、コープやまなしさんと向山塗料さんが進めていた事業でした。早速、連絡を入れて廃食油の回収拠点に名乗りを上げました。丁寧に事業の説明をしていただき「廃食油の回収」「バイオディーゼル燃料の販売(正確には取り次ぎ所)」として協力させていただくことになりました。2004年4月のことでした。お店に10リットルのポリタンクをおいて、そこに持ってきていただいた廃油をいれてもらう方法でスタートしました。たまった廃食油は甲府のプラントに持って行き、そのついでにバイオディーゼル燃料を購入して帰る様にしていました。当初は廃食油は集まるもののバイオディーゼル燃料を使う人が少ないのが悩みでした。今ではバイオディーゼル燃料を使用する人が増え廃食油が足りないほどです。

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廃食油の回収


[バイオディーゼル燃料を考える会の発足]
その頃は、バイオ燃料はそれほど身近に耳にする言葉ではありませんでした。しかし環境に関する関心が増すとともに「てんぷら油のリサイクル」と言う観点でマスコミに取り上げられる頻度も増し、一般の人にも知られるようになって行きました。そんな頃、分散して活動していた組織や個人の横のつながりをつくり情報の共有や共同で活動をしようという意図で「B.D.F.を考える会(後の北杜市バイオディーゼル燃料を考える会)」を立ち上げ、地給市場も参加しました。この会には、地域で廃食油を集めて石鹸を作っておられる会の方や、商工会青年部の方々、地域の青年塾の方、温暖化防止センターの方、市職員の方、自動車修理工場の社長など様々な方が集まっていました。

[北杜市バイオディーゼル燃料を考える会の活動]
この会ではバイオディーゼル燃料に関するセミナーを開催したり、バイオディーゼル燃料の紙芝居を作成して上演したり、イベントなどで廃食油のリサイクルキャンドル作りなどで、廃食油の回収を呼びかけたりしています。
大きな成果としては、市の環境課へ廃食油の資源回収への協力を呼びかけ、月一回の2時間回収を実現しました。今では各支所の窓口で随時回収の対応をしてくれるまでになりました。
回収の窓口の整備はできたので、後は市民がどれだけ回収に協力するかの問題になります。更に廃食油のリサイクルを伝えて行く活動が重要になります。
もう一つの成果としてはヒマワリを育ててそこから収穫した種を絞りヒマワリ油を作ることができたことでしょう。遊休農地や道の駅構内にある花畑などに種を巻き結果的には275キロの種を収穫しました。その種から約53リットルのヒマワリ油ができました。
道の駅ではひまわりの花が満開の頃にはヒマワリ畑の前で記念撮影をする人などもいて、観光と環境の両方を満たすことができる可能性も感じました。自分たちで種から育て油を作ると言う循環の一部を経験することで植物油がどれだけ貴重なものかを身を以て分かることができました。廃食油も元はこの貴重な植物油です。この循環の和を完成させるためにも廃食油の回収とリサイクルを進めて行かなければなりません。

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紙芝居の上演

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会で作ったヒマワリ油


[人のつながり]
今日本のバイオディーゼル燃料の主流はバージン油からではなく廃食油のリサイクルです。品質に問題が生じると言う声も聞きますが、しっかりした知識と技術を持ってすればかなり解消できるようです。それより、バイオ燃料を作るために穀物価格が上昇したり、森林を伐採してまで大豆やとうもろこしを栽培するような方向は決して循環型の社会にはなっておらずいずれそのしわ寄せが来るでしょう。廃食油のリサイクによるバイオディーゼル燃料の製造が全ての問題を解決できるものではありません。しかしそこには家庭の台所から廃食油を回収拠点に持ち寄ると言う人の手から手へ伝わる行為があります。廃油の回収と言う行為で人が繋がっています。この事がとても大切なのではないでしょうか。
昨年12月にバイオディーゼル燃料で世界一周にチャレンジされる山田周生さんが訪れてくれました。車に小型のプラントを載せ、廃食油から燃料を精製しながら移動するというユニークで興味深い方法でした。山田さんも世界各地にネットワークを作りそこで廃食油の供給を受けるとの事でした。ここでも人のつながりがこのチャレンジを成功させる鍵になっています。山田さんがここを訪れてくれ、交流会をした事で新たにバイオディーゼル燃料に興味を持ち会に参加してくれるメンバーも増えました。山田さんの通った後にバイオディーゼルの人の輪が生まれて行くような気がしました。

[地給市場の役割]
商店と言うのはお客さんの生活と密着した場所だとおもいます。そう言う意味では商品を提供するだけではなくライフスタイルを提案できる場として考える事もできます。ムダをなくし、環境と共生して生きて行く方法を地域の方と一緒に考えて行きたいしそのような暮らしをしたい人の選択肢をなくさないためにも、量り売り、地産食材の販売、廃食油の回収、バイオディーゼル燃料の販売、などを続けて行く事が大切で、
今後も地域のバイオディーゼル燃料に関する窓口としての役割を果たして行きたいと思います。
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by genkiueno | 2008-01-13 12:20 | バイオディーゼル  

バイオディーゼルアドベンチャー

バイオディーゼルの取り組みを地給市場で初めてから約4年になりますが、この活動の面白い所は人のつながりが膨らんで行く事です。日本のバイオディーゼル燃料の取り組みが市民レベル、あるいは個人レベルで行われている事が多いのがその要因のように思います。
東京では・・・、滋賀県では・・・、岡山には・・・・、などなどいろんな情報が人から人へと伝わって行きそして繋がっています。

そんな人つながりで出会ったのが山田周生さんです。
山田さんの始まったばかりの冒険。その途中に地給市場にも立ち寄ってくれましたので今回はその紹介を致します。
その冒険、「バイオディーゼル燃料で世界一周」をするというもの。
特に凄いのは、小型のプラントを製作して車に載せ、廃食油を精製して燃料を作りながら移動して行くことです。

そしてそのチャレンジがいよいよスタートしました。
12月4日東京をスタートして5日山梨県北杜市に到着。
この日は、交流会を企画してこのプロジェクトへのメッセージをみんなで送りました。

到着後さっそく廃食油をプラントに注ぎ込みました。(僭越ながら私が代表して入れました)
この日は山梨泊でしたが、夜の冷え込みが厳しく燃料精製に不安を残しましたが、無事スタート。そして地給市場にたちより、更に廃食油を満タンに入れました。

お店には、朝早くから廃油を持って来てくれた人もいて、みんなの思いをタンクに詰め名古屋に向けて出発しました。

今回の交流会で山田さんが「ゴールする所がイメージできる。そのためにないをしたら良いかが逆算できるしそれを実行する。」そんなことを言われました。
決して未来は暗く、不安ではなく、現実を受け止めながらも希望に満ちた未来を描く事。そしてそこに向けてみんなで実行をする事。その大切さを感じました。
そしてもうひとり「周生さんが世界一周を終えて山梨に戻って来た時、私たちの地域がどれだけ変わっているか。それが試されると思う。」
この言葉にとても勇気づけられました。
私たちのチャレンジも一緒にスタートしたのかも知れません。

最後に、山田さんとの別れ際にまだプラントの名前が決まってない、と言う話をしました。
私としては気になるところ、是非名付け親に・・・。
そして思い付きました。
廃食油から燃料(あぶら)を作るので、「油からあぶら」→「あぶらからあぶら」→「アブラカダブラ」
アブラカダブラ1号!
アラブの石油王もびっくり、世界で通じますよ。
山田さん いかがですか?
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山田さんの到着を待つ間、子供たちは廃油キャンドル作りをしました。この他、バイオディーゼル紙芝居、エコカルタ取り大会をしました。子供たち興奮し過ぎ。

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到着してすぐに、山田さんによるプラントの説明が始まりました。地元のテレビ、新聞の取材の多い事。私も近くで見たいよ。

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夜はぼんてんやさんでおいしいカレーを食べた後、じっくり山田さんのお話を聞きました。「結婚しているんですか?」の質問まで飛び出しました。個人情報ですのでここでは答えは書きません。
この後、温泉に行きのぼせるまでお話ししました。疲れを癒してリフレッシュしていただきました。

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何日もちゃんと寝ていなかったそうで、この日は熟睡されたようです。しかしこの夜の冷え込みで燃料が白濁。イオン交換樹脂を使用した濾過装置も寒さには弱いらしいですがいろんなデータの積み重ねで次への対応を考えます。燃料はストーブの前で少し暖めてから給油しました。

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黄金色からグリーンへと変化するカラーは特別な塗装。ハッチを閉じれば普通の車と一緒です。

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地給市場でも給油。このプラントは1回で約40リットルの燃料の精製が可能。8時間かけて作ります。洗浄は水を使わず、遠心分離機で行います。これが小型化のポイントです。

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アブラカダブラ一号機を積んでいざ出発!今度会う日にはまたいろんなお話を聞かせて下さい。応援しています。
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by genkiueno | 2007-12-06 17:49 | バイオディーゼル  

ひまわりの収穫、種採り

廃食油の回収、そしてそれを原料にしたバイオディーゼル燃料の普及を目的に発足した「北杜市バイオディーゼル燃料を考える会」。
今年はヒマワリの種から搾油する事を目的にひまわり栽培をしています。
6月に蒔いたひまわりも種取りの季節になり先日、種採りをしました。

種採りにもいろいろな方法がある様ですが栽培面積や栽培地、作業人数や施設の有無でその方法は変わってきます。今回私たちは手作業で花の部分だけを刈り取る事にしました。

花は完全に乾ききる前に収穫しました。と言うのも、昨年は時期が遅く少し触れるだけで種がポロポロと落ちてしまったからです。花は枯れていませんが種は充分肉厚で摘まんでも硬かったのでこの時点で収穫する事にしました。
大きなハウスを貸してもらえる事になったため、刈り取った花はハウスの中に広げて乾燥させる事にしました。

種採りも試してみました。使うのはバーベキュー用の金網。金網に花を当ててこすると種が取れます。あまりごしごしこするのではなく、しっかりと金網に当ててゆっくり2回ほどこすると種が取れて行きます。花が大きいので四分割してこするとより早く種が取れます。花が乾燥するともっと取りやすくなるでしょう。

ヒマワリの種から搾油しているグループの方に聞くと1.7キロで約300ccの油が取れるそうです。2時間ほど2人でこすって30キロほどの種が取れました。これで約5.3リットルと言う事ですね。種も乾燥させるともう少し軽くなるので実際はそれより少なくなるでしょう。種を取っていない花はまだたくさんあるので全体の収量は見当がつきませんが、どの位の油が搾れるか楽しみです。

こうして搾った油は食用に使用してその使用済み油をバイオディーゼル燃料の原料にします。このひまわりの油を燃料にしたとしてもほんの数十リットルにしかなりませんが、まずは第一歩。バイオ燃料の貴重さを身をもって体験する事が大切なのです。大変だから化石燃料に戻るのではなく、燃料の使い方を含めて前進して行きたいです。まずは、捨てられている廃食油を活用する事がいまできる事です。
地給市場でも廃食油の回収をしていますので是非ご協力下さい。
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刈り取った花をハウスに広げて乾かします。
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バーベキュー網を使っての種採りの様子
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by genkiueno | 2007-09-18 21:24 | バイオディーゼル  

ひまわりのはな

春に蒔いたひまわりの種。下草刈りに訪れると既に花が咲いていました。背丈も高いもので170センチほど。
場所は北杜市の「道の駅・南清里」。観光に訪れた人達がひまわり畑をバックに記念撮影をしていました。傾斜地に咲くひまわりは青い空へ向かって広がっていてとてもきれいな風景です。
このひまわりは、北杜市バイオディーゼル燃料を考える会で蒔いたもので、採取した種を搾ってひまわり油をつくります。まだまだ規模も小さく実験段階ですが、遊休農地を活用した景観保全と循環型社会の構築、そして観光資源としての可能性、そんな方向へ発展させて行きたいです。まあ、あまり贅沢なことは求めず地道に活動して行きましょう。
今回は、大変な草刈りのご褒美にきれいな花を見させていただきました。お近くの方は一度ご覧になって下さい。
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国道141号線「道の駅南清里」にて
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by genkiueno | 2007-07-21 08:43 | バイオディーゼル  

ひまわりの種まきとリサイクルキャンドルのワークショップ

最近バイオ燃料の話題をニュースなどでもよく耳にするようになりました。需要が多ければ、それに見合った供給量を確保しなければならず、それが食料の高騰を招くことへとつながって行きそうな状況です。地給市場でもバイオディーゼル燃料を求めてくるお客さんが増え約3週間先まで予約が入っています。プラントでは廃食油も不足気味で毎日製造に追われている様子です。原料の廃食油も素になる食用油はそのほとんどが輸入に頼っているのが現状でバイオ燃料の見通しも甘い物ではありません。そんな中、地域でバイオ燃料の事を考え、できることをやっていこうという会が「北杜市バイオディーゼル燃料を考える会」です。今回はこの会で企画したひまわりの種まきとリサイクルキャンドル作りのワークショップのイベントのレポートをします。なぜひまわりの種まき?それは、遊休農地でひまわりを育て花が終わった後にその種を収穫、その種をしぼってひまわり油を精製、そこからバイオディーゼル燃料を作る流れを実践するのが狙いです。ひまわりはここ北杜市の市の花にもなった事もあり観光資源としてのひまわり畑と環境活動を結びつけた活動です。当日は朝から会のメンバーと呼びかけに集まって下さった方々とで種まきをしました。今回の畑は八ヶ岳、小泉地区の三分一湧水の近くにあり三分一湧水館の管理運営をされている企業のご協力で手配していただいた所です。種まきは多くの方の協力であっという間に終わり、続いてはリサイクルキャンドル作り。お店にお客さんが持ってきてくれたガラスの容器を使わせていただきました。小さなお子さんがキャンドルの色付けようにクレヨンを削ってくれました。おかげで色鮮やかなきれいなキャンドルが出来上がりました。飛び入り参加の観光客の方も含めお手伝い頂いた方にはキャンドルをプレゼント。廃食油はごみじゃ無く回収して再利用できる事をキャンドル作りで実体験していただきました。きれいな出来上がりに、みんな喜んでいました。ちなみにできたキャンドルは地給市場で販売しています。この売り上げは今後の活動費の一部にさせていただきます。今回は始めてのワークショップでしたが小さな子供から大人まで楽しめる事が分かりましたし、廃食油の回収キャンペーにもつながりそうなので今後もこのワークショップを続けて行きたいと思います。みんなで蒔いたひまわりの成長と種の活用なども機会を見てレポートして行きます。
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ひまわりの種まきの様子
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リサイクルキャンドル作りの様子
きれいなキャンドルがたくさんできました。
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by genkiueno | 2007-06-04 18:47 | バイオディーゼル  

廃食油回収とバイオディーゼル燃料−2−

地給市場では食材や調味料の量り売りをしていますが、家庭で唯一廃棄物になるものが菜種油です。その他の食品は全て食べますが油だけは調理に使ってもそれ自体を食べるものではありません。そんなこと当たり前!だからこそその行方が気になります。
揚げ物に使った油を炒め物に使い切る。そうしてごみにしない工夫をしている人も居ます。多くの人は固めて可燃ごみに出したりしているのではないでしょうか。そんな油の行方の事を気にしていた頃にバイオディーゼル燃料の取り組みと出会いました。そして始めた廃食油の回収。今ではお客さんにすっかり定着しました。
今年になって設立した「北杜市バイオディーゼル燃料を考える会」では、廃食油の回収とバイオディーゼル燃料の周知を目標に活動して来ました。地給市場も会のメンバーとして活動をしています。そして念願だった北杜市内の支所を始め全てのエリアで月に一回の回収が始まりました。市でも廃食油をリサイクル品目として位置づける動きが出て来たのです。市民の地道な取り組みが行政を動かすことが出来ました。まあ、時代の流れも循環型社会へと動いている事も追い風になったでしょう。会のメンバーが市内の回収場所それぞれに出向き廃食油を持って来た人に対応します。人の手から人の手へ、回収は人のつながりで成り立っています。そのつながりこそが地域の循環を支えて行くのだと感じました。
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支所での廃食油回収の様子。ドラム缶を設置して回収に備えます。
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by genkiueno | 2006-11-10 17:56 | バイオディーゼル