お米の苗床づくり

今回は、お店を離れて私たちの田んぼの様子を書きたいと思います。地給市場の営業日が週に三日しかないのは自然農の畑と田んぼを実践しながらお店をしているからという話は以前にも書きましたが、自然農は気がつけば9年目になりました。そもそも自然農の野菜を販売する拠点を作りたい思いで林の中にテントを立ててお店を始めたので、畑と田んぼの農作業は今でも私たちにとって地給市場のベースになっています。今年は私たちの田んぼや畑の様子などもこのブログで紹介して行きたいと思います。
先日、田んぼにお米の苗床を作りました。実は6年使っていた田んぼを離れる事になり今年新たな田んぼで一から自然農で米づくりをすく事になりました。自然農では耕さないのが基本なのですがこの新しく借りた田んぼは既に耕されていました。ですから少し様子が違いますが、一年目からの様子をお伝えするにはちょうど良いかも知れません。自然農の苗床は水を入れて作る水苗代とは違い、水を入れず畑と同じ状態で作ります。種籾は昨年収穫した籾を使います。今年は「コシヒカリ」「満月餅」「黒米(朝紫)」の3種類にしました。苗床に蒔いた籾をキレイに並べて土をかぶせ、切り藁を巻き、更に藁を敷き、寒冷紗をかけて発芽を待ちます。これから田植えまでの約2ヶ月をこの苗床で育てます。その間に、敷き藁を取り除いたり、雑草を取り除いたり、米ぬかを蒔いたりと様子を見ながらの作業が続きます。今年は苗床を作った後に雨が続き気温も低かったのでどのように影響するのかを見極めながらの作業になります。
お店で売られている野菜がどのような環境で作られているのか?それを知る事は一般的には困難です。体の中に取り入れる食材は、その作られた環境を体の中に取り入れる事になると考えると、やはり気になりますよね。地域で作られた作物ならばその環境や風土も知る事ができるし、生産者の所へ足を運ぶ事もできます。地産地消の大きなメリットの一つだと思います。
生産者と消費者の間を取り持つ商店は、畑や田んぼの環境を守っていく、そんな役割も果たすことができるのではないかと感じています。私たちは畑や田んぼで体で感じたものをお店を通して伝えていければと考えています。
f0040341_9154028.jpg

苗床づくりのようす。
[PR]

by genkiueno | 2007-04-21 09:11 | 自然農  

<< 一升瓶で量り売り。 むかし話(枡が主役) >>