地産野菜の量り売り

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 地給市場のある八ヶ岳の南麓エリアには、こだわりの野菜生産者が多い。
耕さず、農薬や肥料に頼らず、虫さえも敵としない「自然農」や農薬、化学肥料に全く頼らないで野菜を作る農家も多い。そんな地域の野菜が集まってくる。

野菜の量り売りは、まだスーパーなどでも時々見かける事があります。人参一本何円とか、トマトも一個から買えたりします。でもほとんどの場合、透明のポリの袋につめられて売られています。特に葉ものはそうやって売られていますね。
葉ものの場合一束で何gかキッチリ計られて値段がつけられていますが、消費者はその決められた量に合わさなければなりません。少しでよくても、たくさん欲しくても。
たくさん欲しい場合は何束も買えば言い訳ですが、これではポリのゴミがいっぱい出てしまいます。
そう考えて、私の店では出来るだけ束にしないでグラム売りをしました。
お客さんは、自分で好きな量だけ買う事が出来ます。100gでも500gでも。
そして新聞に包んで、あるいは持って来たビニールの袋に入れて帰ります。

「きゅうり」や「なす」などもグラム売りです。一つ一つ大きさや形、重さが違う「きゅうり」や「なす」を販売するにはこの売り方のほうが適しています。長いキュウリもあれば短いキュウリもあるので当然ですが、スーパーでは野菜の大きさがほとんど変わらないですよね。
好んで短いキュウリを買う人や大きくなったズッキーニを買う人などいろいろです。
そもそも均一な野菜のみを販売することが多くの無駄を生んでいると思います。

この販売方法は、地域の生産者の人たちがお店に出荷に来てくれるから可能なのです。
出荷に来た生産者は、出荷する野菜の価格を決め総量をお店に報告します。重さを計って束を作る必要はありません。形や大きさがバラバラでも味が良ければ問題ありません。もちろん多少の虫食いがあっても問題ありません。後はお客さんが選んでくれます。
生産者がお店に出荷に来てくれる事で、消費者との交流も生まれます。畑に見学に行ったり、お手伝いする人もいます。消費者と生産者の壁がなくなって行く事はとても喜ばしい事です。「生産に関わる消費者」が増えて行くといいですね。

 地域の野菜のみを販売しているので、今が旬の野菜しかお店にはありません。年中トマトやレタスが並んでいる様な事はありません。無理に遠くの産地から取り寄せるような事はしません。ですから、お店にくれば今はこの地域で何が旬かがよくわかります。
「身土不二」のこころです。
かごを持って、旬の野菜を求めにくる姿はまるで畑に野菜を収穫に来たみたいです。
そして必要な良だけ収穫して帰る。
地域の野菜を量り売りするお店は、「商店街の中の畑のような存在」ふとそんな事が頭によぎりました。
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by genkiueno | 2006-01-18 18:02 | 量り売り  

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